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村上 密 Blog

ビュン逮捕

1月28日、茨城県警捜査1課とつくば中央署は、準強姦の疑いで国際福音キリスト教会の代表者ビュン・ジェーチャンを逮捕した。警察は東京都内の教団施設11ヶ所を家宅捜査した。キリスト教会の牧師の逮捕は2005年4月6日聖神中央教会の金保以来である。この他にも北海道北見のT牧師と大阪豊中のT牧師は、多数の女性信者に被害を与えていると、インターネットでは報告されている。逮捕されたのは氷山の一角である。ハインリッヒの法則によるならば、1:29:300である。2つの逮捕、58のかくれた性犯罪、300のセクハラと言える。警察が動かなければ牧師の処分ができないでは、キリスト教会の自浄作用が問われる。隠れた性犯罪の問題牧師を庇いあい、諸集会で招きあい、何事もないかのような馴れ合いはないようにしていかなければ、被害者の心痛は続くばかりである。今後もカルト化した教会では牧師の性犯罪、金銭の搾取で逮捕者がでないとはいえない状況である。宗教の世界は閉鎖的な社会である。特に性犯罪は表に出にくい問題である。しかし、聖神中央教会事件で重い扉が開いた。この事件と裁判に「被害者の会」の代表として関わり、その後もカルト、カルト化した教会の問題を扱い続けている私としては、今こそキリスト教会の教派を越えた倫理委員会の設置を求めたい。超教派の団体は互いに呼び掛け、話し合いを始めるべきである。
by maranatha | 2010-01-29 01:31
宗教問題

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