人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

村上 密 Blog

神谷光匡論

 神谷光匡氏の名前がJTJ神学校の講師陣から消えました。シオン・クリスチャン・フェロシップのホームページは閉鎖されています。http://www.zcf.jp/をクリックすると、「当教会の主管牧師・神谷光匡の加療のため、ホームページもしばらくの間お休みさせていただきます。シオンクリスチャンフェロシップ」と案内が出ています。2つに共通することは、問題を穏便に済ませる体質です。
 JTJ神学校から名前が消えた理由は、関係者から「罷免」されたと聞いています。罷免であれば公益性の高いJTJ神学校としては説明責任が必要です。私は罷免の理由を知っていますが、多くの方々は知りません。知らない方々は彼の今までの働きを評価して気にもしないでしょう。けれども、罷免の内容は説明なしでは片付けれない出来事です。罷免の理由を明らかにすれば、神谷氏から名誉毀損で訴えられるとでも思っておられるのでしょうか。訴えられたら裁判で事実認定に持っていけばよいでしょう。最低限名誉毀損にならない程度には罷免を公表すべきです。岸義紘学長は神谷氏を今まで庇ってきましたが、そのレベルではないことを認められたのです。罷免の理由を知らない他の神学校が、今後神谷氏を採用しないためにも公表が必要です。被害者の苦痛は、何事もなかったように神谷氏がキリスト教の世界で用いられることです。
 シオン・クリスチャン・フェロシップは神谷氏がJTJ神学校を罷免された理由を知っているのでしょうか。シオンの主な関係者は神谷氏の不祥事を知っているはずです。過去に穏便に済ませようとしたことを反省し、教会規則に照らし合わせて主管牧師を解任すべきです。解任条項がなければ教会総会を開き、規則改正をすべきです。そうでなければシオン・クリスチャン・フェロシップは存在意義を失います。神谷氏は、名誉を捨て、神の前に悔い改め、被害者に謝罪と償いをしなければなりません。シオン・クリスチャン・フェロシップは、将来神谷氏が辞表を提出しても、それを承認しないようにすべきです。辞任は自分から任務を辞退することで、名誉ある退任だからです。
 神谷氏が今日まで何事もなかったように、教会とその他の働きを続けてこられたのは、深い悔い改めがなかったからです。悔い改めたのであれば、真っ先に被害者の所に謝罪に行くべきです。門前払いにされるなら、文書で謝罪文を提出すべきです。手を尽くして行動してこそ誠意が伝わるのです。
 神谷氏が青年宣教大会で活躍していた時代の同世代の仲間たちが次々と不祥事を起こしています。彼のメッセージのキーワード「恵み」です。それはキリスト教会の先輩牧師たちの律法的な体質に対するアンチテーゼでした。その恵みの中で罪を犯しても、神は赦してくださると言うなら、自己弁護の恵みで、聖書的な恵みでありません。神の恵みは、罪人を悔い改めに至らせ、品性の実を結ばせてくださるものです。
by maranatha | 2010-05-11 22:25
宗教問題

by maranatha