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村上 密 Blog

キリスト教異端

 大韓民国の人口は2008年の統計によると、48.333.000人です。キリスト教は、2005年の統計庁の発表によると、約3割です。クリスチャン新聞の2010年5月2日号では韓国の異端がキリスト教の25%に急成長していると報じています。アジアでも有数なクリスチャン人口を有する韓国で何かが起きています。韓国には40人のキリストを自称する人物がいます。「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。」(マタイ24:4)「また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。」(マタイ24:11)キリストが世の終わりの前兆として語られた内容の一部です。クリスチャンの4人に1人が異端とはいったいどういうことでしょう。キリスト教会が眠っていたわけではありません。対策も立てられてきました。しかし、大半の教会は自分の教会の成長に多くの時間を割いてきたのが実情です。牧師の権威が強調され、牧師中心の権威構造が作られている中で、このようなことが起きているのです。第2次世界大戦前後キリスト教は、民族主義と結びつき、急成長しました。1980年代には、更に繁栄の神学と結びつき、急成長しました。イデオロギーやキリスト教のおかしな神学と結びつきが、脆弱な教会体質になったのでしょうか。今や、韓国でもカルト化した教会が急成長しています。これは日本でも同様です。更に韓国発の異端が日本に浸透していることはすでに知られています。なすすべもなく浸食されている状況を警戒し、対策を立てている教団はわずかです。日本のキリスト教の3大異端、統一教会、エホバの証人、モルモン教の公称信者数の合計は約80万です。これはプロテスタントとカトリックを合わせて約90万人と言われるクリスチャン人口に匹敵します。韓国のキリスト教異端人口の割合より、日本のキリスト教異端人口の割合が断然多いということです。すでに公然と惑わしが浸透しているのです。
by maranatha | 2012-04-30 08:35
宗教問題

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