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村上 密 Blog

福音が異邦人へ

イエスは、この十二人を遣わし、その時から彼らにこう命じられた。「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町に入ってはいけません。イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。」(マタイ10:5、6)

 イエス自身は、異邦人の道、サマリヤ人の町へ足を運ばれたが、弟子たちには、それらの地への宣教を禁じられた。いつ、この禁止事項が解かれたか。

「わたしは天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。」(マタイ28:18~20)

 サマリヤや異邦人への宣教が解かれたのは、イエス・キリストの十字架と復活を通してである。私たちに福音が届いたのは、このイエスの世界宣教命令による。イエスは、ペテロに「天の御国のかぎ」(マタイ16:19)を上げられた。マタイ18章15節から20節を読むと、ペテロだけではなく、弟子たちにも「天の御国のかぎ」を与えておられることが分かる。それはこのかぎを「つなぐ」(16:19、18:18)「解く」(16:19、18:18)が両方の章に出てくることで分かる。この「つなぐ」は引照をみると「禁じる」とあり、「解く」は「赦す」とある。やがて弟子たちは、ユダが死んだので、使徒の働き1章で12使徒の補充した。、また、使徒の働きの6章の配給の仕事をする7人を選んだ。15章のエルサレム会議も加えることができる。全世界に形成されていく教会は、福音に基づいて、重要は問題を決議して行った。聖書の正典を定めたのもそうだ。神はこの教会の決定を、ご自分が決定したこととして、「天においても」(マタイ16:19、18:18)、すなわち、神が支持されておられる。間違っていけないのは、何でもではなく、それが神の御心にかなっているならばである。ここで教会会議の重要性と責任の重さを教えられる。

by maranatha | 2014-08-25 07:29
宗教問題

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