主の口からではなく、自分の心の幻を語っている。」(16)
キリスト教の歴史の中で、もっとも多くの「預言者」が存在する時代を迎えた。そして、その預言者たちの資質と品性の低さはユダ王国の末期のにせ預言者に類似している。それは、彼らが「主は言われる」と言いながら「自分の心の幻」(16)を語っているからだ。そして、その多さが、終末の近さを思わせる。イエスは言われた。「にせ預言者が多く起こって、多くの人を惑わす」(マタイ24:11)今やバビロン捕囚前の一国のにせ預言者の数ではない。世界中に多くの自称預言者が起きている。そのほとんどが後の雨運動、レストレーションの影響を受けている人々である。誤った運動から真の預言者が起きるだろうか。聖書は何度も「惑わされないように」と警告している。