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村上 密 Blog

小話

ある人が、牧師に相談をした。
牧師は、話を聞いて、最後に「お祈りしています」と言った。
今度は、牧師が問題を抱え、友人の牧師に相談した。
友人の牧師は、話を聞いて、「お祈りしています」と言った。
牧師は心の中で言った。「相談に来るんじゃなかった」。

思うように献金が集まらなかったが、新しい教会堂を建てた。
神の代理人を自称する牧師は、
信徒に「神さまのためにささげましょう」と献金を呼び掛けた。
それでも、思うようには集まらなかった。
それで銀行ローンを組んだ。
署名には代理人と書こうとしたができなかった。
仕方なく「〇〇教会、代表役員〇〇」と書いた。
牧師は、心の中でつぶやいた。
神の代理人が通じるのは教会だけか。

ある教会は、歴史のある、立派な教会と自認していた。
その教会に問題が生じた。
被害者は代理人を立てた。
そこで、代理人は、役員会議事録を確認するため、
教会に閲覧請求をした。
返事がない。
代理人として、話し合いをしたい。
認めません。
どこが立派な教会だろうか。
こちらは、法に基づき、ものごとを進めようとしている。
宗教法人法に基づくなら、閲覧請求はできる。
民法に基づくなら、代理人は認められている。


by maranatha | 2016-03-31 21:56
宗教問題

by maranatha