2016年 03月 31日
小話
ある人が、牧師に相談をした。
牧師は、話を聞いて、最後に「お祈りしています」と言った。
今度は、牧師が問題を抱え、友人の牧師に相談した。
友人の牧師は、話を聞いて、「お祈りしています」と言った。
牧師は心の中で言った。「相談に来るんじゃなかった」。
思うように献金が集まらなかったが、新しい教会堂を建てた。
神の代理人を自称する牧師は、
信徒に「神さまのためにささげましょう」と献金を呼び掛けた。
それでも、思うようには集まらなかった。
それで銀行ローンを組んだ。
署名には代理人と書こうとしたができなかった。
仕方なく「〇〇教会、代表役員〇〇」と書いた。
牧師は、心の中でつぶやいた。
神の代理人が通じるのは教会だけか。
ある教会は、歴史のある、立派な教会と自認していた。
その教会に問題が生じた。
被害者は代理人を立てた。
そこで、代理人は、役員会議事録を確認するため、
教会に閲覧請求をした。
返事がない。
代理人として、話し合いをしたい。
認めません。
どこが立派な教会だろうか。
こちらは、法に基づき、ものごとを進めようとしている。
宗教法人法に基づくなら、閲覧請求はできる。
民法に基づくなら、代理人は認められている。
by maranatha
| 2016-03-31 21:56