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村上 密 Blog

大切な教え

 パウロが最も大切なこととして教えたのは、十字架と復活です。彼はそれをどのように教えたのでしょうか。また、他の弟子たちはどのように十字架と復活を教えたのでしょうか。このようなことを考えつづけている人に私の見解を伝えようと思います。

 受難週と復活は、マタイの福音書に3分の1、マルコの福音書4分の1、ルカの福音書の3分の1、ヨハネの福音書の2分の1です。十字架と受難週は同じと考えて下さい。受難週では多くの旧約の引用があり、預言の成就が記されています。特に、詩篇22篇とイザヤの53章です。なんと4つ福音書の3分の1が十字架と復活です。

 なぜ、福音書の記者たちは、こんなに十字架と復活を書いたのでしょうか。それは、エマオの途上で復活の主が「モーセおよびすべての預言者から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてある事がらを彼らに説き明かされた。」(ルカ24:27)からです。さらに復活の主はエルサレムで「わたしがあなたがたといっしょにいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセと預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」(ルカ24:44)と十字架と復活について語られたからです。ここでイエスは今日私たちが言うところの旧約聖書に書いてあるとおりに、十字架と復活が成就したと語っておられます。そして「キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始ってあらゆる国々の人々に伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です。」(ルカ24:46~48)とも復活の主は語られました。私たちは遺言を大切にしますが、弟子たちには復活の主の言葉が大切でした。なぜなら、十字架と復活に自分たちの救いとあらゆる国々の人々の救いと結び付いているからです。

 「あなたがたは、これらのことの証人です。」(ルカ24:48)とあるように、弟子たちはこれらのこと(十字架と復活)の証人となったのです。福音書の十字架(受難週)と復活が分量として多い理由がこれで分かっていただけたと思います。これらの証人となるために、弟子たちはエルサレムで「父の約束」を待ち望み、使徒の働きの2章の聖霊降臨(父の約束)を体験しました。使徒の働きの中に見られるように、福音は聖霊の助けにより急速に拡がりました。十字架と復活が預言の成就であると分かった二人の弟子のこころが燃えたように、他の弟子たちのこころも燃やされたことは言う迄もありません。聖霊とこころ燃える体験が十字架と復活を伝えるエネルギーになりました。
by maranatha | 2010-04-20 07:40
宗教問題