2010年 04月 29日
牧師の横領
宗教トラブル相談センターには、牧師の金銭トラブルの相談がよくあります。収支報告がない教会にこの手の問題は頻発しています。また、役員会がないか機能を果たしていない場合も同様です。こういう教会は教会総会もないかシャンシャン総会になっていて、教会員が教会運営に参加する意識が未熟です。牧師が甘い汁を吸いつづけるために、牧師の判断を絶対化して信徒を依存させる方法がまかり通っています。
ある教会の信徒が牧師の使い込みを相談してきました。教会の会計から牧師が勝手に個人的なことの支払いに流用していました。それで、税務署に内部告発するように提案しました。税務署が2週間調べました。結果は追徴課税です。これを警察に持っていけば牧師の横領です。統括する教団が、これを反省し、教団を上げて予防に取り組むと言うことなので経緯を見守りたいと思います。被害者と代理人(村上密)は、被害金額が大きいので、牧師の解任と教会解散並びに教会財産を処分して、教会員の被害金額の割合に応じて分配するように提案しました。甘い処分にすれば牧師の横領で警察に被害届を出す予定です。また、監督責任を問うために、償い金が些少であるなら、教団の資産からも補填も考えています。この手の解決はいままで公にしませんでしたが、いつ、どこでを伏せて啓発の為に簡単に報告したいと思います。
さて、頻発する金銭問題に対応するため、宗教トラブル相談センターは櫻井圀郎師を迎え、2010年6月6日(日)の午後1時にセミナーを開催することにしました。テーマは「牧師の横領」です。どんなことが横領なのか、牧師の横領対策等を講義していただく予定です。当日は日曜なので牧師の参加や教会役員の参加は難しいと思います。しかし、事の重要性から少しでも多くの方がセミナー参加されることを願っています。場合によっては、講師の許可を取って録音し、CDで販売できればよいのですが、内容が内容なのでどうなるかは、後日発表します。
櫻井圀郎師は東京基督教大学教授で、日本長老教会神学教師です。名古屋大学法学部、同大学院博士課程(民法専攻)、東京基督神学校、フラー神学校神学大学院神学高等研究院(組織神学専攻)修了。著書には、『教会と宗教法人の法律』他多数があります。今回は櫻井師を迎えての3回目のセミナーです。内輪の学びを広く公開する今回のセミナーは、現代のキリスト教会に対する警鐘の意味を込めています。
ある教会の信徒が牧師の使い込みを相談してきました。教会の会計から牧師が勝手に個人的なことの支払いに流用していました。それで、税務署に内部告発するように提案しました。税務署が2週間調べました。結果は追徴課税です。これを警察に持っていけば牧師の横領です。統括する教団が、これを反省し、教団を上げて予防に取り組むと言うことなので経緯を見守りたいと思います。被害者と代理人(村上密)は、被害金額が大きいので、牧師の解任と教会解散並びに教会財産を処分して、教会員の被害金額の割合に応じて分配するように提案しました。甘い処分にすれば牧師の横領で警察に被害届を出す予定です。また、監督責任を問うために、償い金が些少であるなら、教団の資産からも補填も考えています。この手の解決はいままで公にしませんでしたが、いつ、どこでを伏せて啓発の為に簡単に報告したいと思います。
さて、頻発する金銭問題に対応するため、宗教トラブル相談センターは櫻井圀郎師を迎え、2010年6月6日(日)の午後1時にセミナーを開催することにしました。テーマは「牧師の横領」です。どんなことが横領なのか、牧師の横領対策等を講義していただく予定です。当日は日曜なので牧師の参加や教会役員の参加は難しいと思います。しかし、事の重要性から少しでも多くの方がセミナー参加されることを願っています。場合によっては、講師の許可を取って録音し、CDで販売できればよいのですが、内容が内容なのでどうなるかは、後日発表します。
櫻井圀郎師は東京基督教大学教授で、日本長老教会神学教師です。名古屋大学法学部、同大学院博士課程(民法専攻)、東京基督神学校、フラー神学校神学大学院神学高等研究院(組織神学専攻)修了。著書には、『教会と宗教法人の法律』他多数があります。今回は櫻井師を迎えての3回目のセミナーです。内輪の学びを広く公開する今回のセミナーは、現代のキリスト教会に対する警鐘の意味を込めています。
by maranatha
| 2010-04-29 12:40