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村上 密 Blog

牧師の違反行為及び懲罰と復職

 牧師の違反行為には、教理上、倫理道徳上、犯罪上、教規上のものがあります。
これらの違反行為を黙認すること、また協力することも違反行為となります。

 このような違反行為を犯した牧師が適切な懲罰を受けることは当然です。もし、
懲罰がなければ、団体や教会の秩序は失われ、無法がまかり通ります。戒告、
停職、資格取消は団体によって個人差があります。

 復職は、資格取消を受けた牧師が悔い改め、元の団体や教会に復職することです。
2人もしくは3人の牧師が、一定の悔い改め期間を見守り、確かに悔い改めの実を結
んだと判断しなければ、復職は適いません。証人と判断する人は責任が伴います。

 単立教会の場合は教会の役員会並びに教会総会が教会の規則に基づいて判断
します。牧師がその場に出席してはなりません。

 これは私のこれまでに扱った事例からの感想です。上記のことはほとんど機能して
いません。だから、私のところに相談があるのです。大体はなあなあで、人間関係で
判断しています。団体も教会も自己保身的です。関わって傷つきたくないのです。
判断で恨みを買いたくないのです。どこに正義があると被害者は叫んでいます。

*英国AGの服務規程を参考にしました。カトリックの『新教会法典』が一番しっかり
  しています。
by maranatha | 2010-09-29 19:46
宗教問題