2011年 05月 16日
宗教政策
アメリカ政府は宗教融和政策として「メリークリスマス」を「ハッピーホリデー」と言い換える運動を展開中です。「リックウォレンよおまえもか」でリックがCFR(外交問題評議会)のメンバーであることを指摘しました。彼の「キリラム教」推進は政府の融和政策の一環です。権力と結び付く宗教家の教えをまともに信じると、福音と違うものに次第に影響を受け、信仰生活が政治利用される恐れがあります。
文化庁はホームページに「海外の宗教事情に関する調査」を掲載しています。アメリカの報告書に上記のような宗教事情が紹介されていないのは残念です。しかし、文化庁が諸外国の宗教事情に関心を寄せていることが分かりました。私の関心はフランスの「セクト規制法」です。ヨーロッパでは「カルト」を「セクト」という用語で現します。日本ではセクトを規制する動きはありません。フランスでセクト扱いされる宗教団体が政党と深く結び付いているからです。
統一教会は自民党の政治家と深い関係を維持してきました。自民党の勝共推進議員の多さがその証明です。始まりは岸信介との関係です。その後「清和会」(現・清和政策研究会)と関係を維持し、福田赳夫、阿部晋太郎(岸信介の女婿)と特に結び付いてきました。親米を基調とした政治活動が清和会の特徴です。統一教会は韓国KCIAとの繋がりが指摘されている団体です。統一教会が「勝共連合」と発足させた時の発起人は、岸信介、児玉誉士夫、笹川良一でした。A級戦犯だった彼らが巣鴨プリズンから出て、米国CIAの意向を汲んで活動したことは有名です。統一教会は、このような人物のバックアップで、アメリカに政治的に利用された宗教団体です。
フランスでは創価学会をセクトと指摘しています。創価学会は、長く自民党と手を結び与党として活動してきた公明党の支持母体です。外国との関係は、現在病気療養中の池田大作の出身を考慮する必要があります。
フランスからセクトと指摘された宗教団体と自民党と公明党が結び付いてはセクト規制法を国会に通すはずがありません。現在の民主党でも無理でしょう。民主党が政権党になったのは、反創価学会で一致した宗教団体の支援を得たからです。どの宗教団体もセクト化、カルト化した被包括団体を抱えていて、セクト規制法ができれば、監督責任を問われかねないからです。
立正佼成会がカトリックと関係が深いことはよく知られていることです。庭野日敬は第2バチカン公会議に招待されました。その後、庭野は世界宗教者平和会議設立に尽力し、カトリックの「諸宗教との対話・協調」路線の推進に協力しました。彼は戦後の新宗教のリーダーでもあり、自民党の支持者でもありました。カトリック、立正佼成会、自民党はラインです。立正佼成会はカトリックに宗教的に利用され、政治的にも利用された団体というのが私の見解です。
宗教団体は諸外国に利用されやすい団体です。もし、団体の大会に外国の大使や政治家、政府要人が来賓として出席しているなら、その宗教団体は利用されています。キリスト教の団体でイスラエルとの結びつきが強い団体があります。要注意です。信者はそのような親睦を誇りにしているかもしれませんが、よく考えて下さい。
オウム真理教の幹部がロシアや北朝鮮に頻繁に行き来していました。武装化のために行動していたことが推測されます。また、麻薬取引の可能性もあります。麻薬に関してはオウム裁判では外されました。重大なことが解明されないで、サリン事件に国民の目が向けさせられています。
長々と宗教の政治利用について書きました。なぜ、このようなことを書くのかといいますと、キリスト教が政治利用されることによって、福音がゆがめられることを懸念するからです。その他の宗教を引き合いにしたのは、政治利用の事例として、見分けるヒントになればと思ったからです。私は政治と距離を置く立場です。これこそがアメリカの戦後の対日宗教政策に絡められた状態だと思われるかもしれません。しかし、政治の腐敗と戦後の経過を知ると、距離を保った方が良いと今も思います。
キリスト教のカルト化の問題を扱うようになってから、宗教団体の責任者に対しては大いに失望しています。保身的で、管理能力がなさ過ぎます。このような状態では、独裁的な政治家が現れて、キリスト教を政治利用しようとする時、簡単に絡め取られてしまうでしょう。なぜなら、保身は最大の弱点になるからです。弱みを握られたら操作されやすくなるからです。身を捨てる覚悟がなければ、闘いはできません。私は異端、カルト、カルト化した教会と30年間闘って来ました。危険な分野で闘い続けるには、法的な知識と福音理解が必要です。中傷誹謗を絶えず受けます。精神的に強くないと精神的にやられます。なぜ闘うのか、人の人権が「宗教」や「神」、「福音」の名のもとに踏みにじられているからです。救済とは何か、魂だけの救済で終われば、人間を肉と精神と分離することになります。
文化庁はホームページに「海外の宗教事情に関する調査」を掲載しています。アメリカの報告書に上記のような宗教事情が紹介されていないのは残念です。しかし、文化庁が諸外国の宗教事情に関心を寄せていることが分かりました。私の関心はフランスの「セクト規制法」です。ヨーロッパでは「カルト」を「セクト」という用語で現します。日本ではセクトを規制する動きはありません。フランスでセクト扱いされる宗教団体が政党と深く結び付いているからです。
統一教会は自民党の政治家と深い関係を維持してきました。自民党の勝共推進議員の多さがその証明です。始まりは岸信介との関係です。その後「清和会」(現・清和政策研究会)と関係を維持し、福田赳夫、阿部晋太郎(岸信介の女婿)と特に結び付いてきました。親米を基調とした政治活動が清和会の特徴です。統一教会は韓国KCIAとの繋がりが指摘されている団体です。統一教会が「勝共連合」と発足させた時の発起人は、岸信介、児玉誉士夫、笹川良一でした。A級戦犯だった彼らが巣鴨プリズンから出て、米国CIAの意向を汲んで活動したことは有名です。統一教会は、このような人物のバックアップで、アメリカに政治的に利用された宗教団体です。
フランスでは創価学会をセクトと指摘しています。創価学会は、長く自民党と手を結び与党として活動してきた公明党の支持母体です。外国との関係は、現在病気療養中の池田大作の出身を考慮する必要があります。
フランスからセクトと指摘された宗教団体と自民党と公明党が結び付いてはセクト規制法を国会に通すはずがありません。現在の民主党でも無理でしょう。民主党が政権党になったのは、反創価学会で一致した宗教団体の支援を得たからです。どの宗教団体もセクト化、カルト化した被包括団体を抱えていて、セクト規制法ができれば、監督責任を問われかねないからです。
立正佼成会がカトリックと関係が深いことはよく知られていることです。庭野日敬は第2バチカン公会議に招待されました。その後、庭野は世界宗教者平和会議設立に尽力し、カトリックの「諸宗教との対話・協調」路線の推進に協力しました。彼は戦後の新宗教のリーダーでもあり、自民党の支持者でもありました。カトリック、立正佼成会、自民党はラインです。立正佼成会はカトリックに宗教的に利用され、政治的にも利用された団体というのが私の見解です。
宗教団体は諸外国に利用されやすい団体です。もし、団体の大会に外国の大使や政治家、政府要人が来賓として出席しているなら、その宗教団体は利用されています。キリスト教の団体でイスラエルとの結びつきが強い団体があります。要注意です。信者はそのような親睦を誇りにしているかもしれませんが、よく考えて下さい。
オウム真理教の幹部がロシアや北朝鮮に頻繁に行き来していました。武装化のために行動していたことが推測されます。また、麻薬取引の可能性もあります。麻薬に関してはオウム裁判では外されました。重大なことが解明されないで、サリン事件に国民の目が向けさせられています。
長々と宗教の政治利用について書きました。なぜ、このようなことを書くのかといいますと、キリスト教が政治利用されることによって、福音がゆがめられることを懸念するからです。その他の宗教を引き合いにしたのは、政治利用の事例として、見分けるヒントになればと思ったからです。私は政治と距離を置く立場です。これこそがアメリカの戦後の対日宗教政策に絡められた状態だと思われるかもしれません。しかし、政治の腐敗と戦後の経過を知ると、距離を保った方が良いと今も思います。
キリスト教のカルト化の問題を扱うようになってから、宗教団体の責任者に対しては大いに失望しています。保身的で、管理能力がなさ過ぎます。このような状態では、独裁的な政治家が現れて、キリスト教を政治利用しようとする時、簡単に絡め取られてしまうでしょう。なぜなら、保身は最大の弱点になるからです。弱みを握られたら操作されやすくなるからです。身を捨てる覚悟がなければ、闘いはできません。私は異端、カルト、カルト化した教会と30年間闘って来ました。危険な分野で闘い続けるには、法的な知識と福音理解が必要です。中傷誹謗を絶えず受けます。精神的に強くないと精神的にやられます。なぜ闘うのか、人の人権が「宗教」や「神」、「福音」の名のもとに踏みにじられているからです。救済とは何か、魂だけの救済で終われば、人間を肉と精神と分離することになります。
by maranatha
| 2011-05-16 12:37