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村上 密 Blog

吉野作造

 吉野作造は大正デモクラシーのオピニオンリーダーです。仙台の旧制第二高時代に仙台バプテスト教会で洗礼を受け、東京帝国大学法科大学政治学科を卒業しています。彼は、教会活動中心の信仰生活ではなく、キリスト教倫理に基づく社会的活動を実践し、信仰中心の生涯ををおくりました。それは「手近の所より神様の気に入ることをしてゆく」に現われています。また、鼻に息あるものを恐れない人で、天皇主権の「立憲君主制」の時代に、「民本主義(デモクラシー)」を主張しました。彼は困難な時代に信仰と信念を持って生きました。

 今日、国内でクリスチャンになる日本人より、外国でクリスチャンになる日本人が多い時代を迎えました。しかし、外国から日本に帰国して、教会に定着する人は少ないようです。帰国クリスチャンは、教会奉仕中心の教会形成に失望していくようです。欧米の個人主義に対して、集団主義の影響が明治からの教会形成に現われていると言えるでしょう。現代のクリスチャンは、個の信仰確立がなく、教会の空気に流されています。

 大正デモクラシーは、統師権の独立により軍部が独走し、やがて終焉します。天皇を神に頂く全体主義国家、それはカルト化教会の牧師を神の代理をして、権威主義の教会形成に近似しています。早く暴走を止めなければ、反対する人が精神的虐待を受ける時がきます。全体主義は、天皇神格化のもとに、人権が奪われていきました。カルトでも同様に牧師の神格化の下に人権が奪われていきます。なぜ、人々はカルト化を止める事ができなっかたのでしょうか。個の信仰確立がなく、牧師や集団の信仰に依存して、教会生活を過ごしているからです。
by maranatha | 2011-08-11 15:18
宗教問題

by maranatha