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村上 密 Blog

教会のカルト化

 教会のカルト化は、教会成長、弟子訓練、霊的戦いを積極的に取り入れた教会に顕著です。 教会成長は1980年に盛んに提唱されました。賛同した教会の一部は、従来の牧師養成を神学校から教会内の弟子訓練(私塾形式)に切り替えています。このような教会が、教会独自に次々と牧師・伝道師を任命するようになりました。しかし、教会が神学校に勝る教育を提供できたわけではありません。このような教会は数量的成長(信徒数・財政)を優先し、教会から任命された牧師と伝道者に対して、主任牧師が、献身という名の下で、無報酬(あるいは低賃金)で長時間労働を強制しました。献身者を酷使して平等な人間関係から上下関係の厳しい大教会となった教会は、伝道優先の教会となり、牧会を怠りました。牧会の不十分さによる問題の発生とは考えないで、悪魔や悪霊が原因だとする教会が現れ始め、教会は恐怖が支配するようになりました。説教は疎かになり、悪魔祓い、悪霊払いが日常化し、教会は恐怖と不安を抱く信徒の集まりとなりました。これは恐怖のマインドコントロールです。信徒は強いリーダーシップを発揮する牧師に依存するようになります。このような牧師をカリスマ的リーダーと言ったりしますが、これは恐怖のマインドコントロールを用いた支配であり、牧師のすることではありません。悪魔の支配ではなく、神の主権が語られているなら、信徒は恐怖感を克服することができます。教会のカルト化は、教会成長を優先した牧師が神学と倫理観を軽視し、方法論を重視したために起きています。
(2012.3.5記事)

by maranatha | 2014-06-09 20:52
宗教問題