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村上 密 Blog

クリスチャンはお墓参りをしますか。

 私はお墓へ「お参り」でなく「お祈り」に行きます。家族と一緒に田舎に帰ったら、お墓へ行き、掃除をします。時にはお花を持参します。一通り掃除が終わったら、私が代表してお祈りをします。「天の神様、今日、家族そろって、お墓に来ることができました。感謝します。私たちに命あるのは、あなたが先祖を与えてくださったからです。生きている家族があなたを信じて、いのちと信仰を次の世代に伝えていくことができますように助けてください。主のみ名によって祈ります。アーメン」お墓は、神さまを覚え、感謝を捧げるところです。仏壇の前でもお祈りします。仏壇は家の中心ですから、お坊さんに独占させません。家の隅でこそこそ祈ったりしません。しぐさは仏教式ではありませんが、仏壇の前で、先祖ではなく、神さまに祈ります。「この家に神の平安がありますように。祝福がありますように。あなたの救いにすべての者が預かりますように。主のみ名によって祈ります。アーメン」田舎の家族の者は、私が先祖に祈っているなど思っていません。私はクリスチャンですから、神さまに祈っていると思っています。だれも咎める者はいません。まだ、神さまを信じていない家族のすることを咎めたり、非難したりしないからです。私のすることも咎められたり、非難されたりしません。私にとって、お墓や、仏壇は偶像ではありません。お墓は先祖が葬られてある大切な場所です。仏壇は先祖を偲ぶ大切な場所です。家族がそれを大切にするように、私の大切にします。偶像は、神ではないものを神にすることで、私は神ではないものを神にしたことはありません。ですから、偶像礼拝などしたことがありません。先祖は先祖、先祖を神にしたこともありません。
田舎に帰ったら、「家に着く前にお墓へ行ってきたよ。」「おかあさん、後でお墓に一緒に行こうか。」「花を買って行こうか。」などど声をかけます。父がイエス・キリストを信じて天に召されました。兄と私の会話です。

兄「キリスト教には戒名はなかとか。」(あるかい)
私「なかばってん。よかとば思いついた。我が国籍は天に在りを漢文で書くたい。」(ないけど)
兄「そらよかね」(それは良い)

いかがでしょうか。柔軟すぎるとお思いの方もおられるでしょう。しかし、私は対決型ではなく、柔軟に思いやりを持って対応しています。私は23歳の時から父母兄妹と喧嘩や言い争いをしたことがありません。田舎の家族は私の生き方を尊重してくれました。
by maranatha | 2012-07-12 08:03
宗教問題

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