2012年 10月 18日
サタン
サタンがどこにいるか、黙示録から回答します。このことで恐れている人が多いからです。黙示録は「さあ、見たことを、今あることを、今後起ころうとしていることを書き留めよ。」(1:19)がキーワードです。見たことは、1章のキリストの黙示です。今あることは、2章、3章の7つの教会です。今後起ころうとしていることは、4章1節「この後必ず起こることをあなたに示そう」から22章6節「すぐにも起こるはずのことを、御自分の僕たちに示されたのである。」までです。これは終末に起こることの預言です。特徴は裁きです。7つの封印が開かれ、7つのラッパが吹かれ、7つの鉢が注がれ、それぞれ災害がもたらされます。12章の7節9節に注目してください。「さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた。地上に投げ落とされたのである。その使いたちも、もろともに投げ落とされた。」大患難はサタンが地に落とされてから始まります。ということは、現在サタンは天にいると言うことです。「わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。」(エフェソ6:12)ここでも天です。天は天国のことではありません。ここではサタンや悪霊の活動する領域として表現されています。
by maranatha
| 2012-10-18 07:46
| 霊の戦い