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村上 密 Blog

教会のカルト化

 教会のカルト化のニュースがないと、カルト化と問題が治まってきているかのように考えがちですが、そうではありません。問題が表面化していないだけで、問題そのものがなくなっているわけではありません。問題と取り組む気力が奪われているために、表面化しないだけです。問題はなくなっていません。カルト化牧師は貪欲です。権勢欲、金銭欲、色欲、物欲は止まることはありません。この欲を満たすために被害者が作られていきます。善良な人は貪欲な人の精神構造を理解できません。クリスチャンは自分の善意で人を推し量るため、相手の悪意を見抜けません。被害を受けても、相手を悪く思うこと自体が悪いと思うので、問題は深刻化していきます。人が良すぎるのも問題です。カルト化教会では無政府状態です。法律は世的と蔑まれ、教会独自の掟(不文律)があり、独善的な牧師が裁判長を務めるので、公正さはありません。教会内では悪がはびこり、愛が冷え、笑顔と従順が熱心が要求され、虚構の「すばらしい教会」が毎週演じられています。新しい来会者にはラブシャワーが浴びせられ、こんないい教会は無いと思わせます。しばらくの間だけです。献金と熱心な奉仕ができないと判断されたら不信仰扱いされ、いつの間にか人の顔色を伺いながら、心からではなく、いやいやを隠しながら、要求されたことを行うような人になっていきます。救いの喜びは続かないで、苦役の下に置かれます。このようなことを書くと嘘と思われがちですが、カルト化教会から脱会した人は書いてある通りですと口々に言います。部外者と関係者の情報のギャップが大きすぎます。何故でしょう。カルト化の深刻さを報道することに、配慮が働くからです。キリスト教の宣教の妨げになると思っている牧師は多くいます。予防とは、深刻な事態にならないように前もって防ぐことです。宗教トラブル相談センターは、教会のカルト化予防と教会内の深刻な問題の相談を受けています。相談はなくなるどころか、あらゆる教団に及んでいます。
by maranatha | 2012-10-25 21:16
宗教問題