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村上 密 Blog

私の歩み

 私は統一教会の救出活動を26歳(1981年)の時から始めました。余りにも多くの統一教会員を救出するので、彼らから「ルーシェル(悪魔)」と呼ばれました。活動を続けていく中で、会員で心の病になった人の相談をよく受けるようになりました。マインドコントロールを解くのが働きですから、それもできるだろうと取り組み始めました。村上は心の病も治すそうだとうわさが流れ、次々といろいろな心の病の人と出会うことになりました。2005年、聖神中央教会事件でいままで取り組んできたことがたいへん役立ちました。この事件をきっかけにカルト化した教会の被害者の相談が急増しました。教会の中で犯罪が起きているのです。従来の教会の発想では対応できない問題に、法律を問題解決に役立てようと思いつきました。教会間の紳士協定(牧会不介入)が悪用されているので、被害者から代理人の委任状を取り付けて、被害者の立場に立って交渉をねばり強く行うことにしました。宗教の問題を取り扱うのに必要なのは、神学、心理学、法律です。聖職者は、昔はいろいろな学問を学んでから神学を学んでいました。私は逆のコースを辿ったことになります。もし、宗教の問題に取り組む仕事をしたいと思っておられる若い人がいましたら、心理学、法律、歴史等をしっかり学んでください。神学だけでは人の問題を取り扱うのに不十分です。これはこの分野で生きてきた経験者のアドバイスです。
by maranatha | 2013-01-03 08:13
宗教問題

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