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村上 密 Blog

レストレーションの流れ

レストレーション
 レストレーションの特徴は、その名が示す通り、回復である。終わりの時代を迎え、使徒的働きが回復された、按手によって御霊の賜物が付与されると主張する。今日、「五役者」特に使徒、預言者の回復を強調し、使徒、預言者を自称する牧師たちは、このレストレーションの流れを汲む人々と見做なされる。ピーター・ワグナーはこの代表的な人物である。彼は国際使徒連盟を設立している。この連盟の「使徒」たちは、預言を強調し、実践することで知られている。終わりの時代に、にせキリストが現れ、多くのにせ預言者が現れる、と預言されているが、ベントリーが「使徒」と任命された直後に、不道徳が発覚し、任命したピーターワグナーたちの識別力のなさが明白になった事件がある。

預言重視
 ホープ・チャーチの「プランティング・セミナー」の資料の中には、「ホープ・チャーチに与えられた預言」が掲載されている。預言した人物は、フランク・デマジオ、ルイ・ハナンデス、ウィンデル・スミス、ジェニー・スミス、マイク・ヘロンである。フランク・デマジオはホープ・チャーチの監督教会の主任牧師である。預言を掲載したのは、ホープ・チャーチが、いかに神に祝福された教会であるか、入会しようとしている人に強調したいからである。このことからも、レストレーションの影響を受けていることが分かる。

日本ペンテコステ親交会
 「日本ペンテコステ教役者大会」を主催する「日本ペンテコステ親交会」の委員長は、スティーブン・ケイラー牧師である。この親交会の常置委員、協力委員は、繁栄の神学とレストレーションの影響を受けた牧師たちが多数である。この教役者大会は、アッセンブリーの教職も参加するが、歴史的経緯を知って参加しているのだろうか。親交会の顔ぶれは、日本ペンテコステ協議会の加盟基準を超えている団体である。。レストレーションは、米国アッセンブリーの歴史の中で、否認されている教えである。『ありのパパのありのままのブログ』は「ピーター・ワグナー先生のこと」で、「五役者復活運動」、「預言者運動」が米国アッセンブリーから異端宣告を受けている、と指摘している。そのような米国アッセンブリーも繁栄の神学の影響を受けている。その中で、米国アッセンブリーの教職であり、リージェント・カレッジの著名な新約学者のゴードン・フィーは、繁栄の神学に強く反対している。「日本ペンテコステ教役者大会」には今まで、アッセンブリーの教えと相容れない講師が随分招かれている。さて、スティーブン・ケイラ―牧師の背景を知らない、レストレーションの歴史を知らない世代が彼を講師に推薦し、それが日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団内で通るようなことが起きてきた。また、教団内の集会に教理的に問題視される講師が招かれるケースも起きており、穏健なペンテコステ派と目された日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団が福音主義から逸れ始めているのでは、と懸念している。もちろん、福音派に属する諸教団にも、ムーブメントを追っかける牧師やカルト化する牧師たち、更に異端的な教理に傾倒する牧師たちも現れている。宣教的融和主義に陥った教団・教会は混乱の時代を迎えている。
by maranatha | 2013-05-04 00:00 | レストレーション
宗教問題