2013年 05月 06日
日本ペンテコステ親交会と 日本ペンテコステ教役者大会との関係
日本ペンテコステ親交会
日本ペンテコステ親交会は、日本ペンテコステ教役者大会を主催している。この常置委員と協力委員には、レストレーションの影響を受けた多くの牧師たちがいる。主な人物は、第47回の大会委員長、スティーブン・ケイラ―牧師(ホープ・チャーチ)、第44回、第48回の大会委員長、ロバート・ケイラ―牧師(有明バイブル・チャーチ)、二人は兄弟で、ポートランド・バイブル・カレッジで、レストレーションの神学を学んだ卒業者である。第40回の大会委員長、西田国雄牧師福岡ハーベストチャーチ)は、レストレーションが盛んだった大牟田ペンテコステ教会出身者である。その他にも大牟田ペンテコステ教会と深い関係の牧師やポートランド・バイブル・カレッジ卒業者がいる。この牧師たちは、日本ペンテコステ親交会の中でレストレーションを推進するインナー・サークルのメンバーである。
日本ペンテコステ教役者大会の講師
日本ペンテコステ教役者大会においてレストレーションを日本にもたらしたD・アイバーソンは、第8回、第9回、第13回、第18回、第26回の講師で、最も多く招聘された講師である。第33回、第43回、第44回講師のフランク・ディマジオはD・アイバーソンの後継者である。第40回のケビン・カーナーはポートランド・バイブル・カレッジとバイブル・テンプルの教師を務めている。第41回のウェルデル・スミスはバイブル・テンプルのアイバーソンの下で、若者伝道をしていた。第43回講師のマーク・エスティズはシティ・バイブル・チャーチの副牧師である。ここに出てくるバイブル・テンプルとシティ・バイブル・チャーチは同じ教会で元の名称と現在の名称である。第41回の講師はすべてレストレーションの牧師である。
余談だが、第9回(1974年)は教役者大会がホノルルで開催された。ここで、講師たちから、溝口展正牧師(大牟田ペンテコステ教会)、西原博牧師(四条畷福音教会・現インターナショナル・チャーチ)向井芳太郎牧師(知多半島中央キリスト教会)他数名の日本人牧師が按手による預言を受けている。この後、日本でレストレーションが本格的に導入され、按手による預言が流行り出した。なぜ、大会の講師がレストレーションに偏っているか、それは、レストレーションを支持するインナー・サークルのメンバーが多いからである。