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村上 密 Blog

日本ペンテコステ親交会と 日本ペンテコステ教役者大会との関係

 日本ペンテコステ親交会は、ペンテコステ信仰を持つ牧師たちのフェローシップである。ペンテコステにもいろいろあるが、区別のできる人は少ない。そこで、問題なのは、何が問題か分からずに交わりを求めることである。この大会では、ペンテコステの流れの中で、異端とされた教え(ワンネス、オンリー・ジーザス)、アメリカ・アッセンブリーから否認されている教え(レストレーション・後の雨)、韓国の異端研究者から異端視されている教え(使徒運動)を信じる牧師の親睦も進んだ。組織というのは多数を形成するグループがヘゲモニーを握る。現在、レストレーションという用語が表立つことはない。しかし、観察する者からは連携が見える。また、日本ペンテコステ親交会ほど、インターネット上で、カルト化の問題を指摘されている牧師たちの集いはない。おそらく、二元論の思考に陥っている牧師は、私をサタン呼ばわりしているだろう。なぜなら、日本ペンテコステ親交会と日本ペンテコステ教役者大会と大会委員長たちと講師たちを問題視しているからである。


日本ペンテコステ親交会
 日本ペンテコステ親交会は、日本ペンテコステ教役者大会を主催している。この常置委員と協力委員には、レストレーションの影響を受けた多くの牧師たちがいる。主な人物は、第47回の大会委員長、スティーブン・ケイラ―牧師(ホープ・チャーチ)、第44回、第48回の大会委員長、ロバート・ケイラ―牧師(有明バイブル・チャーチ)、二人は兄弟で、ポートランド・バイブル・カレッジで、レストレーションの神学を学んだ卒業者である。第40回の大会委員長、西田国雄牧師福岡ハーベストチャーチ)は、レストレーションが盛んだった大牟田ペンテコステ教会出身者である。その他にも大牟田ペンテコステ教会と深い関係の牧師やポートランド・バイブル・カレッジ卒業者がいる。この牧師たちは、日本ペンテコステ親交会の中でレストレーションを推進するインナー・サークルのメンバーである。


日本ペンテコステ教役者大会の講師
 日本ペンテコステ教役者大会においてレストレーションを日本にもたらしたD・アイバーソンは、第8回、第9回、第13回、第18回、第26回の講師で、最も多く招聘された講師である。第33回、第43回、第44回講師のフランク・ディマジオはD・アイバーソンの後継者である。第40回のケビン・カーナーはポートランド・バイブル・カレッジとバイブル・テンプルの教師を務めている。第41回のウェルデル・スミスはバイブル・テンプルのアイバーソンの下で、若者伝道をしていた。第43回講師のマーク・エスティズはシティ・バイブル・チャーチの副牧師である。ここに出てくるバイブル・テンプルとシティ・バイブル・チャーチは同じ教会で元の名称と現在の名称である。第41回の講師はすべてレストレーションの牧師である。
 余談だが、第9回(1974年)は教役者大会がホノルルで開催された。ここで、講師たちから、溝口展正牧師(大牟田ペンテコステ教会)、西原博牧師(四条畷福音教会・現インターナショナル・チャーチ)向井芳太郎牧師(知多半島中央キリスト教会)他数名の日本人牧師が按手による預言を受けている。この後、日本でレストレーションが本格的に導入され、按手による預言が流行り出した。なぜ、大会の講師がレストレーションに偏っているか、それは、レストレーションを支持するインナー・サークルのメンバーが多いからである。
by maranatha | 2013-05-06 08:56
宗教問題

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