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村上 密 Blog

エンパワード21全日本大会

大会案内
2013年10月11日から14日まで、国立京都国際会館で、エンパワード21全日本大会が開催される。チラシの案内が常軌を逸している。「祈りに祈ろう。常軌を逸した祈りを通して、聖霊の力を受けよう。そして、大胆に伝道しよう!ジェリコ・ジャパン、全日本リバイバル甲子園ミッションから、2000年フェスタを経て、賛美の革命、霊的戦い、聖霊運動の新たな展開として、今、宣教が始まる。ペンテコステ前日までの10日間で行われる全国一斉救国断食祈祷が、日本に霊的地殻変動を引き起こしやがては日本全体を覆い尽くす。400年間、日本人の心に封印されていた殉教者の信仰のDNAが、今解き放たれる。常軌を逸した祈りによって聖霊と救いの大波を呼び起こそう。聖霊の力を受ける(エンパワード/Empowered)されるとき、日本は変わる!1億2千万人の救いに向けて神の大きな物語、発進!」

常軌を逸する
短い文章の中に「常軌を逸した祈り」が2回出てくる。「常軌を逸した祈りを通して、聖霊の力を受けよう。」聖霊の力を、常軌を逸した祈りを通して、受けるように勧めている。「常軌を逸した祈りによって聖霊と救いの大波を呼び起こそう。」「聖霊と救いの大波を」起こすのは祈りによってで、それを「起こそう」と呼びかけている。「風は思いのままに吹く」と聖書に書いてあるのに、神の主権はどこにあるのか。主体は聖霊であるのに、この集会の主体は「常軌を逸した祈り」手である。「異常」や「狂ったような」イメージを与える案内は、適切ではない。「400年間、日本人の心に封印されていた殉教者の信仰のDNAが、今解き放たれる。」は、意味不明である。キリスト教の教えとも思えない。このような表現をしている教会があるとは奇異である。印刷物のチェック体制がないのではないか。キリスト教の「聖霊派」という中で、あたらしい言葉が増えている。その言葉を語っている人は、分かっているか分かっているつもりだろうが、聞く側は分からない。カルト用語が作られ、使用されているように、不十分な用語が飛び交う団体は、社会から浮く。だれが「殉教者の信仰のDNA」を封印したのか。だれによって「今解き放たれる」のか。人は物語に影響される。空想でもドラマ性があると感激して一層の影響を受ける。これは空想を事実のように思い込んだ人の文であり、呼びかけである。このような集団では異常な現象が現れ、異常な心理状態に陥る人が出てくる。それを聖霊の働きと信じ込む人も出てくる。人為的な興奮状態を起こそうとしていることが「常軌を逸した祈り」によく表現されている。

脳内物質と集会の関係
 脳内物質と人為的な興奮をもたらす集会との関係を見てみよう。ドーパミンは快感や喜び、やる気。セロトニンは幸福感や満足感。エンケファミン・βエルドルフィンは痛みやストレスの減少、陶酔感をもたらす。熱狂的な集会では、恍惚になる人、涙を流す人、喜ぶ人、叫ぶ人、高揚する人が起きても不思議はない。しかし、それが神からのものか、脳内物質によるものか、集会が終わってからのその人の信仰生活で分かる。恵まれたで終わり、普段の生活に戻れば、脳内物質である。神からであるなら、内的外的変化がその人に起きる。その影響は持続的で、よい実を実らせる。熱狂的な集会、或いは恵まれた集会をサーフィンする人は、集会では喜び、はしゃぎ、快活で、満足そうである。快感、喜び、幸福感、満足感に浸りたい願望を持って集会に参加するので、一時的な満足は得られる。しかし、聖書への理解は講師に依存している。信仰の深まりはない。依存症は禁断談症状が出てくる。招集する側と招集される側、主催者と参加者のいずれもが集会依存症になっている場合は、集会を開かずにはおられない。参加せずにはおられない。このような禁断症状こそ断ち切りたいものである。脳内物質と集会の関係について書いてある本は読んだことがない。これは私の所見である。
by maranatha | 2013-05-07 15:14
宗教問題