2013年 05月 10日
「後の雨運動」の系譜
1994年、ロナルド・サーカ師は、ビル・ハモンより、預言的使徒として按手を受けた。ビル・ハモンは、「使徒」「預言者」と紹介される人物で、1988年にクリスチャン・インターナショナル(CI)を設立している。サーカ師が設立した「CIアジア佐野キリスト教会」の「CI」はビル・ハモンの傘下にあることを示している。現在、名称を「佐野リバイバルセンター」に変更しているが、何か関係に変化があったのだろうか。ビル・ハモンは、ピーター・ワグナーが属している国際使徒連盟(ICA)のメンバーである。アメリカ・アッセンブリーから「異端的教理」と指摘された「後の雨運動」(レストレーションとも言う)の流れを汲む人物である。このビル・ハモンから按手を受けたのがロナルド・サーカ師である。よって、彼も「後の雨運動」の系譜に属することになる。彼は、「使徒的預言的カンファレンス」「預言訓練セミナー」「預言者学校」等を主催し、或いは講師として招かれ、「預言者」を育てている。「後の雨運動」と言わないが、その教えを広めている。「進藤龍也牧師のヤクザな日記」に進藤師が、ロナルド・サーカ師より「預言」を受けている動画が掲載されている。この他にも、「ロナルド・サーカ」「預言」と検索すれば、いろいろな教会がサーカ師を招いていることが分かる。「後の雨運動」が浸透していることは、日本ペンテコステ教役者大会、日本ペンテコステ親交会、エンパワード21全日本大会等でも知ることができる。
アッセンブリーと「後の雨運動」
日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団に属する一部の牧師は、アメリカ・アッセンブリーが「異端的教理」とした「後の雨運動」の系譜し属する牧師たちと親交を持っている。そして、この系譜に属する講師たちを教会に招いたり、彼らが主催する大会に教会員の参加を勧めている。アッセンブリーの教えに矛盾する行為と思わないのだろうか。ましてや、教団の理事長或いは元理事長、理事或いは元理事という要職にある或いはあった牧師が「後の雨運動」の系譜に属する牧師と親交を深めることは、立場上は指導者としてあってはならない。「宣教的融和主義」が諸教団、諸教会の交流を優先し、教理をを問題にしないと言うならば、教団・教派の垣根は今後一層低くなり、混迷を深めて行くだろう。日本福音同盟に日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団が加盟しているのは穏健な福音主義の立場を維持しているからである。他のペンテコステの教団が加盟しているだろうか。カリスマの教会が加盟しているだろうか。今の流れは、カリスマに傾斜し、加盟を危ぶませる。
私の立場
私はペンテコステと福音派との共通項を多く持ち、カリスマとの共通項を持っていない。しかし、今の教団の流れはペンテコステとカリスマの共通項が肥大化し、福音派との共通項が減少している。アッセンブリーは両翼の翼をもっているが、バランスを欠けば飛ぶことができなくなる。私は社会派との共通項も持っている。それで、ペンテコステ派>福音派>左派が立ち位置である。「左派」とは伝道だけではなく、社会の問題にもキリスト者として改善に尽くす立場である。正義が心に宿るならば、正義が流れるようにしなければならない。それは人と人が住む社会に及ぶ。
