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村上 密 Blog

後の雨運動の浸透

 米国アッセンブリーズ・オブ・ゴッド(米国AG)は、1949年第23回総会で、後の雨の教えを正式に否認する決議を採決した。その後、米国AGにおいて、この決議が撤回されたことはない。日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団(以下日本AG)は米国AGの教理に準拠している。よって、後の雨の教えを否認する立場である。しかし、日本AGの理事および教職の中は、この歴史的経緯に反する動きがある。1つ、後の雨運動に傾倒している団体及び教職と日本ペンテコステ協議会の中で交流を続けている。2つ、後の雨運動の影響の強い日本ペンテコステ教役者大会に講師として招かれ、また参加している。3つ、後の雨運動の流れに属する牧師を、教団・教区・教会の諸集会に講師として招いている。4つ、教会独自の聖書学校に教師として招いている。このような交流により、この運動は確実に日本AGに浸透している。もはや、「聖霊派」の中では後の雨運動の影響を受けた教会と牧師が大半である。エンパワード21全日本大会の講師に「使徒」という肩書が付いた人物がいる。参加する方々は、彼を「使徒」として迎えるのか、使徒として迎えるのか、明確な区別をしているのか。このようなことを問題にすることなく、開催される大会を問題視したい。いわゆる「使徒」でさえ私は認めない。それを認めることは、後の雨の教えを許容することになるからである。後の雨の教えの問題点は、言うまでもなく「今日の預言」を聖書啓示に等しいか、その上に位置づける傾向にある。また、「覆い」という用語で「使徒的権威」を受け入れ、或いは認め、世界的なネットワークを築いている。後の雨運動は、教職制度(牧師、教師、伝道師、宣教師)で終わりの時代を乗り越えことはできない。神は使徒、預言者を回復し、その指導下で教会を再建され、世界宣教を進めようとしておられる、と信じている。この運動は、教団・教派の壁を壊し、グローバルなネットワークを構築しようとしている。その熱狂主義は、神学を軽視する傾向にあり、反知性主義である。この運動の信奉者は、従来の神学教育を否定し、教会内に弟子訓練、塾、聖書学校を設け、教会を大きくすることを、神からのビジョンとして掲げ、熱狂を広めている。後の雨運動は、当初から教団を重視せず、単立教会として教会運営する傾向にある。今もそうである。
by maranatha | 2013-05-21 15:05 | 後の雨運動
宗教問題