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村上 密 Blog

誤解されている聖句

 カルト化教会では、いろいろな聖句で教会員を恐れさせている。その代表的な聖句が「『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく」(マタイ7:21)である。クリスチャンでも救われない人がいる、と行って脅かす。この聖句の続きは「天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。」と書いてある。だから、一生懸命奉仕をして、献金を献げて、牧師に従順に従わないと救われない、と教えている。都合の良い話だ。この話は、15節から23節が一つの段落となっている。「にせ預言者たちに気をつけなさい。」(15)で始まる。「その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇蹟をたくさん行なったではありませんか。』しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。わたしから離れていけ。』」(22、23)で終わっている。これは、クリスチャンへの裁きの言葉ではなく、にせ預言者への裁きの言葉である。今、自称預言者がたくさん現れている。悪霊追い出しを強調し、奇蹟を売り物にもしている。このような自称預言者たちが人を欺いたとして、終わりの日に裁きを受けるのである。クリスチャンは終わりの日に、「にせキリスト、にせ預言者たちが現れて、できれば選民をも惑わそうとして、大きなしるしや不思議なことをして見せます。」(マタイ24:24)だから、惑わされないように気をつけなければならない。
by maranatha | 2013-07-27 19:59
宗教問題