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村上 密 Blog

慰めの詩

 秋川雅史の『千の風になって』が韓国船の沈没で亡くなられた方々の追悼式で流れていることが報道されている。「私のお墓の前で泣かないで」が「私の写真の前で」と替え歌になっているそうだ。悲しみにくれないように、亡くなった側からの慰めの言葉が、残された人の魂を打つのだろう。この『千の風になって』と同様な慰めの言葉が、トム・クランシーの『合衆国崩壊1』(新潮文庫)の中にある。

昇天

私が行ってしまい
きみがここに残ったら・・・・
知ってほしい
見えない薄いベールの向こうで
ちがう法にしたがって
私が生きつづけているということを
きみには私は見えない
だから信じるんだ
私は待っている
たがいに気づき
ともに、ふたたび、天駆けるときを
それまできみにはきみの人生を思い切り生きてほしい
私が必要になったら
心のなかで私の名をささやくだけでよい
・・・・・私はそこにいる

作 コリーン・ヒチコック

遺族の方々の慰めと平安を祈ります。

by maranatha | 2014-05-15 11:25
宗教問題