2014年 05月 16日
反省と悔い改め
5月15日の朝鮮日報、「旅客船沈没:延世大教授131人が声明発表」の記事を読んだ。「反省と悔い改めのきっかけにすべき」と呼びかけている。全文を掲載できないので、読者は是非記事を読んでほしい。「過程と原則を無視し、結果ばかり重視する・・・汚職と利権までもが複雑に絡み合った韓国社会」とある。
私はこれを読んで、過程と原則を無視し、結果ばかり重視するカルト化教会と、そのような教会と協力し合って超教派の大会を開催するキリスト教会の姿勢が重なって見えた。反省と悔い改めのきっかけは大きな事件が起きないとなかなかできない。カルト化教会の問題は何度も起きている。対岸の火事として見ているのだろうか。どの教団の中にも、問題の教会が出てきているのに、それを問題視し、健全化に取り組むところはない。教会が大きくなり、教団への負担金(分担金)が多額であるため、扱いが曖昧になってしまう。利害が絡み合っているからである。もし、この時代に宗教改革者のカルヴィンが生きていたら、大掃除をしたことだろう。彼は厳しい人であった。利害ではなく、神学と倫理を重視して問題に取り組めば、整理されなければならない教会が随分出ることだろう。今、日本のキリスト教会は信徒の減少に直面している。自浄作用に取り組めば、教会の数は減少する。しかし、聖別に取り組めば、よい効果が出てくるのではないか。
by maranatha
| 2014-05-16 09:59