「ワーグナーの回顧録」(注1)は、「キリストが地上で千年間支配されることの否定」(6ページ)で、ピーター・ワグナーは過去主義であると言っている。過去主義とは「ヨハネの黙示録やダニエル書等に預言された終末的な出来事は、すでに過去に起きたと考える立場」(注2)である。ワグナーは、預言にない使徒と預言者の回復を強調しながら、預言されている終末論はないと言う。「クリスチャントゥディ」は、「ワグナー・リーダーシップ神学院(以下、WLI)が、2015年に、WLI日本校を開校する。主催は使徒的ネットワークのKCIゲヤス・ローレンス・ミニストリーで、本部は大阪に置かれる」(注3)と宣伝を掲載していた。た。ゲヤスが教えている終末論(注4)とピーター・ワグナーの終末論と一致するか。ゲヤスは過去主義ではなさそうである。使徒と預言者の回復で一致しても、終末論で一致できなければ、いずれ袂を分かつことになるだろう。
チャーチ・オブ・プレイズ・インターナショナル(掲載中)

WLI日本校プレオープンカンファレンス
「主の召し:使徒的教会」
スピーカー:ゲヤス・ローレンス師
ゲストスピーカー:ホン・ユンシク師
注4
K110 勝利に満ちた御国の終末論
イエスの御国は、永遠に続く国なのです! イエスとイエスの教会は打ち勝って、天の御国で地上を満たします。このコースでは未来に対する敗北的な姿勢ではなく、聖書にすべて書き記されている、神の勝利に満ちたご計画の全容を学んでいきます。このコースでは、以下の事柄を学びます:
マタイ 24 章は、いつ成就するのか。
王国について、ダニエルに与えられた預言的なメッセージは何であったのか。
ユダヤ人、イスラエル、また神殿について聖書は何と預言しているのか。
「携挙」とは何なのか。再臨は、いつ起こるのか。
なぜ使徒たちは、彼らが終末の時代に生きていると信じたのでしょうか。4
「主の日」 と 「終末の時代」の違いは何か。
世界はさらにひどい状態になっていっているのか。あるいは、さらに良くなっていっているのか。
なぜ知識は今日、世界で拡大しているのか。
来たるべきユダヤ人の覚醒とは何か。
多くの聖書研究者は、黙示録に関して 3 つの見解のうちの一つを信じています。中には黙示録は既に成就していると信じている者もおり、中には成就されている過程にあると信じている者もいれば、また中には忠実な聖徒たちが携挙された後に、黙示録の記述が みな起こると信じている者もいます。どの見解が、正しいのでしょう?