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村上 密 Blog

惑わされるな

 バビロン捕囚前、それは捕囚されるだけの原因があった。神に仕える者たちの中に不正と不品行が充ちていたからだ。エレミヤの23章は大部分がにせ預言者に対する罪の宣告である。「実に、預言者も祭司も汚れている。わたしの家の中にも、わたしは彼らの悪を見いだした。――主の御告げ――」(エレミヤ23:11)「エルサレムの預言者たちの中にも、恐ろしい事をわたしは見た。彼らは姦通し、うそをついて歩き、悪を行なう者どもの手を強くして、その悪からだれをも戻らせない。彼らはみな、わたしには、ソドムのようであり、その住民はゴモラのようである。」(14)「万軍の主はこう仰せられる。「あなたがたに預言する預言者たちのことばを聞くな。彼らはあなたがたをむなしいものにしようとしている。主の口からではなく、自分の心の幻を語っている。」(16)

 キリスト教の歴史の中で、もっとも多くの「預言者」が存在する時代を迎えた。そして、その預言者たちの資質と品性の低さはユダ王国の末期のにせ預言者に類似している。それは、彼らが「主は言われる」と言いながら「自分の心の幻」(16)を語っているからだ。そして、その多さが、終末の近さを思わせる。イエスは言われた。「にせ預言者が多く起こって、多くの人を惑わす」(マタイ24:11)今やバビロン捕囚前の一国のにせ預言者の数ではない。世界中に多くの自称預言者が起きている。そのほとんどが後の雨運動、レストレーションの影響を受けている人々である。誤った運動から真の預言者が起きるだろうか。聖書は何度も「惑わされないように」と警告している。

by maranatha | 2015-04-16 12:13
宗教問題

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