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村上 密 Blog

日本聖公会京都教区の謝罪

 「日本聖公会京都教区の事件対応を糾す会」は、長年日本聖公会の原田文雄牧師の複数少女性虐待事件を糾弾してきた。この度、2015年5月24日、京都教区が常置委員長名で「謝罪」コメントを発表した。これに対して、糾す会もコメントを書いている。これは貴重な記録である。是非一読を勧めたい。この事件は謝罪で済まされるのもではない。十分な償いが必要である。私たちは、宗教団体が信者ではなく団体の保身に、ひいてはその時の団体の責任者たちの保身に走る、罪深さをこの謝罪文の中に見いだすことができる。部外者や信者は団体や責任者が正しいと思い込んでしまうが、真相は究明されないと分からないものである。糾す会の長年の取り組みは、団体の問題と取り組みする人びとに多くの示唆を与えてくれる。
 以下は謝罪文の抜粋である。「京都教区は長い間、自分たちの立場を守ることに固執し、Aさんに、また事件そのものにまっすぐ向き合うことをしてきませんでした。」「2001年にAさんとお父様が教区に訴え出られてから14年、2005年に裁判が確定してからでも約10年もの長きにわたり、教区は事件の真実を見つめることをせず、Aさんの求めに対して真摯に、十分に応答してきませんでした。また教区は堀江静三氏や被害者側代理人の鎌田雄輝司祭を始めとする、Aさんを支援する人々を、偽りの情報を流しているなどとして排除しようとしてきました。」(2015年6月24日の記事を再掲載)

日本聖公会京都教区の事件対応を糾す会公式ホームページ
http://www.geocities.jp/asshor15/seikoukai.html

聖公会 初の審判廷
http://maranatha.exblog.jp/8364720/
by maranatha | 2019-03-26 19:31 | 教会
宗教問題

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