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村上 密 Blog

死刑

「聖書用語検索」で「死刑」を検索すると、モーセ五書の中では7節が出てきた。モーセの十戒に「殺してはならない」とあるが、「もしだれかが人を殺したなら、証人の証言によってその殺人者を、殺さなければならない。」(民数35:30)とある。殺してはならないが無条件ではないことが分かる。「しかし、ただひとりの証人の証言だけでは、死刑にするには十分でない。」(民数35:30)「あなたがたは、死刑に当たる悪を行なった殺人者のいのちのために贖い金を受け取ってはならない。彼は必ず殺されなければならない。」(民数35:31)殺人者は贖い金で死刑を免れることはできない。また、殺人者の代わりに誰かが身代りになることもできない。殺した人は殺される。ふたりの証人または三人の証人の証言によって、死刑に処さなければならない。ひとりの証言で死刑にしてはならない。」(申命記17:6)「死刑に処するには、まず証人たちが手を下し、ついで、民がみな、手を下さなければならない。こうしてあなたがたのうちから悪を除き去りなさい。」(申命記17:7)死刑に処するのはまず証人である。嘘の証言で相手を殺した場合、その証人の嘘が後に発覚すれば、その人は殺される。なぜなら、無実の人を殺したからである。血の復讐をする者が、憤りの心に燃え、その殺人者を追いかけ、道が遠いために、その人に追いついて、打ち殺すようなことがあってはならない。その人は、以前から相手を憎んでいたのではないから、死刑に当たらない。」(申命記19:6)過失の者を殺してはならない。彼は逃れの町で生活できる。「もし、人が死刑に当たる罪を犯して殺され、あなたがこれを木につるすときは、」(申命記21:22)「次の日まで木に残しておいてはならない」(21:23)婚約中の女性が誰かに襲われた場合、その女には何もしてはならない。その女には死刑に当たる罪はない。この場合は、ある人が隣人に襲いかかりいのちを奪ったのと同じである。」(申命記22:26)強姦と殺人は死刑である。

旧約時代に、もし、A氏がパワハラによって、B氏を死に追いやった場合はどうだろうか。直接に手を下したわけではないが、複数の証人によって、自死の理由がA氏のパワハラであると証明されれば、責任が問われる。死に追いやることを意図して行ったのであれば、死刑に値する。しかし、自死するとは思わなかったのであれば、逃れの町に逃れることができる。その場合、その人が重要な仕事をしていても、それを続けることはできない。その人は、過失によっていろいろ失うが、いのちを取られることはない。

by maranatha | 2016-06-01 22:58
宗教問題

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