2016年 07月 22日
熊本弁
『苦界浄土』でよく知られる作家の石牟礼道子は熊本県生れである。『月刊ウェンディ』(1)の中に彼女の記事があった。その中で、彼女は彼女の父が敬語で祖母に「夕飯のご膳でござい申す、膳をつけ申せ」「いただき申しやす」と語り語りかけているのを書いている。家族のことも書いてあり、興味深い記事である。記事を読んでいて、私も熊本県生まれだが「申す」は使わない。気になって調べて見た。「ぜーたの熊本弁講座~「申す」系の敬語・尊敬語~」(2)に「これは『球磨郡』で使われる言葉です。」とあった。記事を読んで熊本の母の言葉をいろいろ思い出した。母はよく敬語や尊敬語を使っていた。「~なはる」はなんとも上品である。
(1)月刊ウェンディ九州版2016年7月15日(第326号)
(2)http://minkara.carview.co.jp/userid/499612/blog/37897454/
(1)月刊ウェンディ九州版2016年7月15日(第326号)
(2)http://minkara.carview.co.jp/userid/499612/blog/37897454/
by maranatha
| 2016-07-22 21:51