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村上 密 Blog

名称の変化

新改訳聖書に大文字で「主」と書かれてあるのは「ヤハウェ」である。「主」はモーセに初めて明かされた名である。「わたしは、アブラハム、イサク、ヤコブに、全能の神として現れたが、主という名では、わたしは彼らに知らせなかった。」(出エジプト6:3)『聖書時代史 旧約篇』(岩波現代文庫 山我哲雄)に「ヨシュア(ちなみに彼の名は「ヤハウェは救い」を意味し、旧約聖書に現れる最初の明確なヤハウェ系の人名である)」。ヨシュアはヌンの子で元の名はホセア(救い)である。ヨシュアが最初か確認してみた。モーセの母ヨケべデは「ヤハウェは栄光」という意味である。ヤハウェ系の名はモーセ以前の人名には出てこない。ヨシュアが改名したのは、モーセに主が語られた後であり、ヨケべデも元の名があって、後に改名されたものと思われる。

主なヤハウェ系の名前
アザリア(ヤウエ助け給えり)
アヒヤ(ヤウエは兄弟)
アビヤ(わが父はヤウエ)
アマジア(ヤウエ強め給う)
ウジヤ(ヤウエはわが力)
ウリヤ(ヤウエは光)、ヘテ人ウリヤ
エリヤ(ヤウエは神)
エレミヤ(ヤウエの任命せし者)
ザカリヤ(ヤウエは覚え給)

上記名称の引用文献
『コンコルダンス』(新教出版)
この書は、改訳旧新聖書、1955年改訳口語聖書使用している。
by maranatha | 2016-09-21 15:52
宗教問題

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