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村上 密 Blog

京阪中央教会とコプト正教会は同じ?

昨年、京阪中央教会はコプト正教会にカリスチャペル京阪奈教会堂を売却した。使用しなくなった建築物を、どこに売却するかは自由である。そのことを問題にする気持ちはない。開堂式において、村上好伸師が語られている祝辞は、問題発言である。前後は省くが「同じ神を信じ、同じ聖書を信じ、同じ福音に使える方たちに引き継がれることにほっとし、感謝し、うれしくてたまりません。」(1)「同じ神」、そうだろうか。「同じ聖書」、それは違う。「同じ福音」、彼らはマリア崇拝をしている。村上好伸師は以前からコプト正教会との交流があった。その上で「同じ神を信じ、同じ聖書を信じ、同じ福音に使える方たち」と思っているのであれば、京阪中央教会は、カリスマでもプロテスタントでもないことになる。祝辞のリップサービスにしてはとんでもない発言をしている。このような指導者を持つ教会員が気の毒である。「ほっとし、感謝し、うれしくてたまりません。」は30年使用した会堂が売却できたことを言っているのではないか。教会の財産処分には、「責任役員会において定数の3分の2以上の議決を経、総会において出席者の3分の2以上の議決を経て、その行為の少なくても1月前に教会員その他の利害関係人に対し、その行為の要旨を示してその旨を広告しなければならない。」(2)広告すべき事項は処分する物件、価格、相手先、処分の目的、処分の方法、年月日等である。京阪中央教会の教会員は、これを知っているだろうか。私は先に役員会の構成が民主的でないことをブログに書いた。民主的でないので、民主的な手続きが踏まれているかを疑っているのである。クリスチャントゥデイは、コプト正教会のホームページと間違われるほどに、お祝いに紙面を費やしている。かつて、これほどの紙面を一教会のために費やしたことがあっただろうか。私の批評は厳しいかもしれないが、これは垂れ流しの記事である。

引用
(1)http://www.christiantoday.co.jp/articles/21519/20160723/coptic-orthodox-church-sydney-kizugawa-kyoto.htm
(2)「宗教法人こんなときどうする Q&A110」(佐藤丈史 いのちのことば社)P43


by maranatha | 2017-04-02 21:20 | カリスチャペル
宗教問題

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