2017年 04月 27日
りっぱな信仰
- ペテロはイエスの弟子であるが、「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」と叱られた。ペテロは信じて水の上を歩み始めたが、途中で疑った。カナン人の女は「ああ、あなたの信仰はりっぱです。その願いどおりになるように。」とほめられた。女は疑わなかった。助けてくださると信じて「主よ。ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が、ひどく悪霊に取りつかれているのです。」「主よ。助けてください」と大声でうるさいほど一生懸命懇願し叫び続けた。イエスは憐れみ深い方、ダビデの子(メシアの別称)と信じて、断られてもなお身を低くして願った。下記の聖書箇所からは信仰を教えられる。予めイエスは語っておられた。「求めなさい(直訳 求め続けよ)。そうすれば与えられます。」(マタイ7:7)これがイエスが教えた信仰、マタイが伝えたい信仰、私たちが受け継ぐ信仰である。
- イエスは「来なさい」と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、「主よ。助けてください」と言った。そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」(マタイ14:29~31)
- それから、イエスはそこを去って、ツロとシドンの地方に立ちのかれた。すると、その地方のカナン人の女が出て来て、叫び声をあげて言った。「主よ。ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が、ひどく悪霊に取りつかれているのです。」しかし、イエスは彼女に一言もお答えにならなかった。そこで、弟子たちはみもとに来て、「あの女を帰してやってください。叫びながらあとについて来るのです」と言ってイエスに願った。しかし、イエスは答えて、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外のところには遣わされていません」と言われた。しかし、その女は来て、イエスの前にひれ伏して、「主よ。私をお助けください」と言った。すると、イエスは答えて、「子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのはよくないことです」と言われた。しかし、女は言った。「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます。」そのとき、イエスは彼女に答えて言われた。「ああ、あなたの信仰はりっぱです。その願いどおりになるように。」すると、彼女の娘はその時から直った。(マタイ15:21~28)
- そのとき、弟子たちがイエスのところに来て言った。「それでは、天の御国では、だれが一番偉いのでしょうか。」そこで、イエスは小さい子どもを呼び寄せ、彼らの真ん中に立たせて、言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、入れません。だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。(マタイ18:1~4)
by maranatha
| 2017-04-27 18:44
| 聖書