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村上 密 Blog

エレミヤの信仰

ユダが滅びようとしている。神がその原因を語っておられる。「わたしは、あなたがたの先祖をエジプトの国から導き出した日に、彼らをはっきり戒め、また今日まで、『わたしの声を聞け』と言って、しきりに戒めてきた。」(エレミヤ11:7)しかし、神のことばに聞き従わなかった。エレミヤはユダ王国の最後の預言者である。彼と神の関係を11章から見てみよう。エレミヤは終始神のことばに従った。1節は主の語りかけ、2節はエレミヤの応答、3、4節は主の語りかけ、5節はエレミヤの応答、6節は主の語りかけ、7節はエレミヤの応答、8節以降は主の語りかけ、亜麻布を通しての説明である。エレミヤは神から説明もなく命令された。それも3度である。しかし、彼は従順に従った。現代人はすぐ意味を知りたがる。何故ですか。どうしてですか。しかし、神には神の計画があり、時間と経験を通して私たちを訓練しておられる。それは、私たちを苦しめるためではなく、幸いを与えるためである。信仰とは神のことばへの応答である。

1「主は私にこう仰せられた。「行って、亜麻布の帯を買い、それを腰に締めよ。水に浸してはならない。」
2私は主のことばのとおり、帯を買って、腰に締めた。
3すると、私に次のような主のことばがあった。
4「あなたが買って腰に着けているその帯を取り、すぐ、ユーフラテス川へ行き、それをそこの岩の割れ目に隠せ。」
5そこで、主が私に命じられたように、私は行って、それをユーフラテス川のほとりに隠した。
6多くの日を経て、主は私に仰せられた。「すぐ、ユーフラテス川へ行き、わたしが隠せとあなたに命じたあの帯を取り出せ。」
7私はユーフラテス川に行って、掘り、隠した所から帯を取り出したが、なんと、その帯は腐って、何の役にも立たなくなっていた。
8すると、私に次のような主のことばがあった。
9「主はこう仰せられる。わたしはユダとエルサレムの大きな誇りを腐らせる。
10わたしのことばを聞こうともせず、自分たちのかたくなな心のままに歩み、ほかの神々に従って、それに仕え、それを拝むこの悪い民は、何の役にも立たないこの帯のようになる。
11なぜなら、帯が人の腰に結びつくように、わたしは、イスラエルの全家とユダの全家をわたしに結びつけた。――主の御告げ――それは、彼らがわたしの民となり、名となり、栄誉となり、栄えとなるためだったのに、彼らがわたしに聞き従わなかったからだ。(新改訳より)

by maranatha | 2017-10-13 11:19 | 聖書
宗教問題

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