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村上 密 Blog

秋の虫は、人が近づくと鳴きやむ。。虫は気配をうかがいながらじーっと鳴かずにいる。危険が去ったと思えばまた鳴き出す。鳥は、人が近ずくと、危険を感じて飛び立つ。人が声を出すかではなく、気配で人を避けている。昆虫や鳥、動物は音に敏感である。家猫はだれが帰ってきたかを見る前に判断する。人にはそれぞれ歩く特徴があるからだ。ドタバタ歩く人、静かに歩く人、ドンドン歩く人、速足の人等々。家猫は音を聞き分けている。そして、怒ったような足音には、人を見る前から警戒して、顔を合わせないように、その場から去っていく。君子(ねこ)危うきに近寄らず。人が戸を叩くとしよう。ドンドンと叩けば、人は警戒する。トントンと叩けば警戒はゆるむ。大きな声で呼びかければ、何事かと思う。名前を大きな声で早口で言えば、人は叱られると思う。しかし、弓なりに名前を呼べば安心感を与える。名前の語尾を伸ばせば、おもわず、な~に、と応えたくなる。意外と人も音で判断している。あまり意識していないだけである。人の心を開けるためには、また、会話を続けさせるためには、音や抑揚に気を付ける方がよい。

by maranatha | 2017-10-17 15:37 | 心理
宗教問題

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