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村上 密 Blog

カナダの教会事情

1970年代の東部カナダでは日曜日は教会の日だった。ショッピングモールはほとんどがお休み。大型施設も、商店街もガラガラ!だった。もちろん東部では東洋人も少なく言語は英語かフランス語だった。学校では国旗、国歌は当たり前で、テレビ放映終了時には国歌(1980年正式に制定)国旗映像が流れていた。日曜日の朝は各教会の鐘が鳴り響いていた。
1985年頃の西部BC州には東洋人が多くの住んでいた。日曜日は買い物、遊び場、行楽地は開いている!日本食料品らしきものも多く並んでいて、数件の寿司屋もあった。ところが香港返還から激変して、経済がバブル状態になった。そして平凡なカナダを変えてしまった。その頃からクリスチャンも日曜日にも買い物、行楽地へ行くように変わってきた気がする。今日はデパートが開いている、行こうかと言うほどに。その頃から教会は繁栄を求める人生観へと変わったようだ。ベニーヒン師やチョーヨンギ師がもてはやされた。伝統的な教会はドンドン減少、カナダの西部では日曜日は教会に行かなくなった。学校の教室から聖書が消えた。イスラム圏からの移民も増加し、バンクーバー郊外には大きなモスクも建っている。ユダヤ人のシナゴーグ、中国人の大きな寺院、カトリックの教会には多くのフィリピン人が集っている。

by maranatha | 2018-02-19 21:48 | 教会
宗教問題

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