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村上 密 Blog

教会のガバナンス


教会のガバナンスについて話し合う時をあるところで持った。ガバナンスは統治と訳される。コーポレートガバナンスは企業が不祥事を防ぐために、企業倫理を再形成するための取り組みである。教会の不祥事が2000年代から頻繁に起き始めた。それに対して、教会の取り組みは遅い。カルト化した教会ではモラルハザードである。教会はどのようにして教会倫理を再形成できるだろうか。刑法や民法はあっても、それを無視した行為がまかり通っている。新約聖書の中の教会に宛てた手紙は、教会のガバナンスの取り組みと言える。教会内の教理的問題を正す、倫理的な問題を糺すためためのものだと言うことができる。それで、教会が今一度この視点から手紙を謙虚に学んでいけば、聖書的な教会ガバナンスの再形成につながると思うようになった。しかし、カルト化した教会は、聖書を利用するが、聖書から学ぶことはしない。ここに一番の問題がある。


by maranatha | 2018-03-14 19:05 | 聖書
宗教問題

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