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村上 密 Blog

複数牧会体制へ

教会で教職が牧師または伝道師を入れてふたりの場合、教会運営は牧師が代表役員となり、教会員が責任役員となって教会運営をすることになる。この場合、伝道師が責任役員になることは、避けるべきである。責任役員の職務権限は宗教法人法で決まっている。そこには伝道や牧会や教会教育等の宗教的な働きは書いてない。それでこの分野を責任役員は牧師に依存して運営にあたる。3人ないし4人以上の牧師と伝道師がいる教会ではどうだろうか。牧師たちと伝道師たちが教職会を開き、教会の伝道と牧会と教会教育を協議しながら、責任役員の職務権限外の教会内の働きを担うことになる。宗教法人としての働きは責任役員会が担い、伝道と牧会と教会教育は教職会が担うことになる。日本の教会の平均礼拝出席数は30名くらいである。この場合、教会には一人の牧師で足りる。そして、牧師は教会のことを何でも自分で担うことになる。これでは、現状を打破することはできない。これからは複数の牧師伝道師による複数牧会体制で教会の伝道と牧会と教会教育を担っていくべきではないか。
by maranatha | 2018-03-17 21:51 | 教会
宗教問題

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