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村上 密 Blog

権威について 18

ペテロの時代、ユダヤはローマの支配下にあった。しかし、宗教的な問題は、サンヒドリン(70人からなる最高議会)が扱った。ユダヤに生きる者にとって、サンヒドリンは宗教的な最高の権威である。その会議で決定したことに、ペテロは異議を唱えた。それは「いっさいイエスの名によって語ったり教えたりしてはならない」(使徒4:18)という命令に対して、彼は「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。」(4:19、20)と反論した。これは宣教の続行宣言である。神に立てられた権威であるサンヒドリンに、ペテロは異議申し立てをしている。人や組織の判断が必ずしも正しいわけではない。それで、聖書は、不完全な人や組織に対して、無条件に従うことを、教えていないと受け止めることができる。ペテロは、だれかが宗教的権威を振りかざそうとも、私たちがどこに立たなければならないかを教えている。
by maranatha | 2018-03-23 22:20 | 権威
宗教問題