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村上 密 Blog

創世記の系図

創世記5章11章には系図が出てくる。アダム家庭にはカイン、アベル、セツ、ノア家庭にはセム、ハム、ヤぺテ、テラ家庭にはアブラハム、ナホル、ハランの息子たちが出てくる。家庭が書かれてあるところでは息子たちが書かれ、そうではない場合は、息子、娘たちを生んだと書いてある。当然、アダム、ノア、テラに娘たちがいると思われる。証明できるのは、アブラムの妻はサライで腹違いの妹である。それから、カインがエデンから追放されたとき、ノデの地に住み、妻との間にエノクを産んだ。この妻は妹と思われる。3家庭に息子たちが書かれているが、必ずしも息子たちだけではないことを知っておく必要がある。なぜなら、多産に時代にそれも息子だけ産むとは限らないからである。また、書いてある順が生まれた順とも限らない。アブラハムは前後の記述から三人の中では末の子である。また、ノアの家庭でもハムは末の子である。3人名前が書かれる時、それは重要順である。例えば、モーセとアロンとミリアム、ペテロとヨハネとヤコブのようにである。聖書を読むとき、自分の概念で読み込むと誤解が生じる場合がある。文脈を理解の手がかりとして読む習慣を身につければ、読むから理解に進める。
by maranatha | 2018-04-26 10:03 | 聖書
宗教問題

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