2018年 06月 12日
思い出 4
母はおかよさんを大事にした。おかよさんは老人性痴呆になってから山に行かなくなった。家で過ごすことが多くなり、母がおかよさんの世話をするようになった。食事、洗濯、掃除、血のつながりはないが、互いの分を果たしてきた関係を大事にしながら、母も母のその時その時の分を果たしていた。母は世話を苦にしているようではなかった。母は毎日毎日やるべきことをやりながらおかよさんの老後を助けた。
by maranatha
| 2018-06-12 12:20
| 故郷