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村上 密 Blog

思い違い

「目には目、歯には歯」(出エジプト21:24)を読んで誤解している人が多い。目をやられたら目をやり返していいのだと思っている人が多い。神は個人の勝手な報復を赦していない。「モーセは民をさばくためにさばきの座に着いた。」(18:13)モーセのしゅうとは次のように語った。「私の言うことを聞いてください。私はあなたに助言しましょう。どうか神があなたとともにおられるように。あなたは民に代わって神の前にいて、事件を神のところに持って行きなさい。あなたは彼らにおきてとおしえとを与えて、彼らの歩むべき道と、なすべきわざを彼らに知らせなさい。あなたはまた、民全体の中から、神を恐れる、力のある人々、不正の利を憎む誠実な人々を見つけ出し、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長として、民の上に立てなければなりません。いつもは彼らが民をさばくのです。大きな事件はすべてあなたのところに持って来、小さな事件はみな、彼らがさばかなければなりません。(19:19~22)さばく受け皿ができて、神はシナイ契約を与えられた。その中に「目には目、歯には歯」が書かれてある。さばく場合は二人もしくは三人の証人が必要であることは言うまでもない。事実が確認されてから、さばく側が「目には目を、歯には歯」を判断して、執行するのである。被害者ではない。イエスの時代にはさばきはそれぞれの地方にある会堂で行われた。大きな事件はエルサレムの最高議会(サンヘドリン)が扱った。(新改訳聖書第三版を引用)
by maranatha | 2018-09-27 22:43 | 聖書
宗教問題