2018年 10月 05日
クリスチャンは家の仏事にどう関わるか 5
家と仏壇との関わり
仏壇の前で祈ることもあります。
墓で祈っても、クリスチャンは仏壇の前では祈らないことが多いと思います。
私は仏壇の前でも祈ります。
仏壇は家の中心です。
法事に来られるお坊さんのためだけの場所ではありません。
家族を霊的に導いていかなければならない役目が私にはあります。
ですから、仏壇の前で神様に祈ります。
祈る対象は仏壇でも先祖でもありません。
先祖が子孫の幸福を願ったはずですから、
神様が家族と子孫に救いと平安を与えてくださいますように祈ります。
家の中心に当たる場所でです。
ある人は、墓参りや仏壇の前で祈ることを偶像崇拝だと言います。
では、仏式の葬儀で前に進み祈ることは偶像礼拝でしょうか。
とんでもないことです。亡くなられた方とのお別れの時を持っているだけです。
頭を下げることは礼拝でしょうか。
いいえ、個人を偲び、生前の交わりを感謝し、敬意を表しているのです。
私たちが唯一の神以外に神を作って祈るなら、それは偶像礼拝でしょう。
しかし、唯一の神以外に神はいません。
仏壇を神としているわけではありません。
私は、いつでも、どこででも、祈ります。
葬儀や記念会、墓や仏壇のことで家族と対決して福音が伝わるでしょうか。
歩み寄れるところは歩み寄って、できることは取り組んで行きましょう。
穏やかな家族との関りが大切なのです。
by maranatha
| 2018-10-05 20:07
| 文化