2018年 12月 04日
人の思いと神の計画
神学生の時、フィリピンの山岳地帯に福音を伝えに行った。滑りやすい上り坂で、山の人がふんどし一つで追い越して行った。追い越して行ったとき、目の前に彼の尻があった。がっしりした尻だ。足を見た。筋肉が良くついている。裸足の足は指が広がって土をつかんで歩いている。山で生きる人のたくましさが体全体から伝わってきた。あの山で、私の顔に近い人たちを見かけた。あの頃、世界の民族の本をよく読んでいた。宣教師になろうと考えていたが、果たせなかった。人生を四季で区切るなら私は冬を迎えている。最近、ある国で定期的に教えに来てほしいと依頼があった。神は慰めに富んでおられる。
by maranatha
| 2018-12-04 22:20
| 教会