2018年 12月 29日
比較
イエスの降誕は、マタイの福音書とルカの福音書に書いてある。それぞれ違う視点で書いてある。マタイはユダヤ人向けに福音書を書いた。アブラハムとダビデに与えられたメシア預言に基づいてイエスが誕生したことを書いている。ルカは異邦人向けに福音書を書いた。そして系図をアダムまでたどって書いている。人類の救いの計画(創世記3:15)を思い起こさせる。
列王記はダビデ王の晩年から書き始め、王国の最後で終わる。一方、歴代誌は人類の始まりであるアダムから書き始めて、クロスが勅令を出してバビロン捕囚の解放令を出した事で終わっている。ヘブル語聖書で言うならば最後の書となっている。
同じような出来事を書いているようであっても、それぞれに特色があり、違いが分かるとさらに興味が湧いてくるものである。小さなこの記事が聖書の学びに役立てればと思う。
by maranatha
| 2018-12-29 21:35
| 聖書