2019年 01月 24日
伝道者の書 引き裂くのに |
伝道者の書に「引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある」(3:7)と書いてある。カルトによって家族が引き裂かれ、再び縫い合わされることがある。最近、引き裂かれ、縫い合わされた家族と会った。娘さんがカルトの指導者と結婚し、家族もカルトに入信した。2005年、聖神中央教会事件の報道を見られた年配のご婦人が、あるセミナー会場で、私に娘を助けてくださいと依頼してこられた。それから相談を繰り返していく内に、ご夫妻はカルトから手を切られた。しかし、娘が人質になっているような状態で、相談が続いた。ご夫妻は自宅の電話帳の近くに、「困ったら村上先生に相談するように」とメモを残しておられた。相談から10年後、娘さんが家に帰ったときメモを見て、電話番号を書き控え、大変な時に電話をしてこられた。緊急の相談に応じた。このことが、その後の娘さんの脱会と離婚につながった。今は家族仲良く暮らしておられる。月に一回家庭集会を開いて、聖書の教えに耳を傾けておられる。神は、小さなメモを用いて、10年引き裂かれた家族を縫い合わせられた。
by maranatha
| 2019-01-24 23:00
| 聖書