2019年 04月 22日
仕事と幸福
人の一生は、年とともに仕事が増え、責任が増していく。仕事を絞らなければ、単なる多忙で日を過ごすことになる。人はできる仕事としなければならない仕事を区別しなければならない。人はできると続けてしまう。できることは思い切ってほかのできる人に譲ればいい。しかし、しなければならない仕事は、自分自身との契約のようなもので果たさなければならない。それが神からの使命であれば、なおさら果たさなければならない。私は幸いなことに牧師になったとき、しなければならないことが与えられた。できるだけ手を広げないできたつもりだがそれでも仕事は増えていった。絞りながら絞りながら本来しなければならない仕事を続けてきた。絞ることができたのはしなければならないことが明確だったからである。過ぎた日を思い返すと、私が絞ったのではなく、絞るように神が導いてくださったと思う。だから失ったと思えることでも残念な思いはない。それはうまく表現できないが幸福である。
by maranatha
| 2019-04-22 16:25
| 牧師