2019年 05月 24日
反知性主義
嫌いと言う感情は嫌いとされた相手の実像を捉えることができない。相手をネガティブにしかみれない感情は、反知性主義に陥っているからだ。以前、私に対して何でも反対の立場を表明した人がいた。彼は公私にわたって反対した。しかし、私の主張や働きが一時的に足止めを食ったりはしたが、挫折に追い込まれたことはない。ある時、私は相手と相手が引き起こした問題の被害者の代理人として動いた。問題はなかなか解決を見なかった。被害者は長年の交渉で我慢の限界に来ており、最終的に民事訴訟しかないと判断し、そのことを伝えた。相手は撤回と謝罪に応じてきた。それで双方は和解した。交渉の席で私に、お世話になりました、と手を伸ばしてこられた。私は応じた。多くの迷惑を被ってきたが、それはそれ、これはこれである。
by maranatha
| 2019-05-24 09:04
| 心理