2019年 07月 15日
話し言葉と書き言葉
今夜、海外に出発する。行先は危険が伴うために書けない。機内で一泊、現地で二泊。現地で用事を済ませる他は、ホテルに缶詰めで締切りが近い文書作成の予定である。近年、文書を作成することが増えた。残る文書のためにいろいろなことを予測して書かなければならない。簡潔明瞭にするためには、必要なことを丹念に調べ、作成した文書から削り取る作業が必要である。短いからと言って時間をかけていないわけではない。
昨年、あるところで講演した内容はその団体の機関紙に掲載された。講演の話が活字になって送られてきたが、話し言葉を書き言葉にしなければならない。講演内容を損なわない程度に修正加筆して文書を郵送した。また、今年、ある団体の責任者のインタビューに応じた。それを機関紙に掲載したいと依頼があった。二時間以上の話が文書になって送られてきた。これも、話し言葉を書き言葉に修正加筆して郵送した。先頃、ある大学で講演をした。これも学内発行物に掲載したいと依頼があったので、文書にしなければならない。メガネを忘れて行ったため、原稿は読めない。頭の中の原稿を話し言葉に転換して、今度は話し言葉を書き言葉にしなければならない。当然、話し言葉と書き言葉は違う。話し言葉の表現を変え、不足を補うとき、つくづく違うと思う。
by maranatha
| 2019-07-15 18:03
| 宗教トラブル相談