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村上 密 Blog

聖書と法

使徒の働き16章から何を学ぶことができるだろうか。ピリピでパウロは不当な扱いを長官たちから受けた。ローマ市民であるパウロとシラスを、有罪判決を受けていないのにむち打ち、牢に入れた。このことを詫びずに去らせようとしたとき、パウロはローマ市民権を言い立てた。この発言を聞いた長官たちはやってきて、2人をなだめ、牢から出し、町から去るように頼んだ。看守が自害しようとしたのは、逃げられたら死を持って償う責任が看守にあったからだ。なぜ長官たちがわざわざなだめに来たのか。パウロがローマの市民権を用いて長官たちの不当行為を申し立てたからだ。長官といえどもローマ法には勝てない。彼らの不当行為をパウロはローマ法で謝罪するように働きかけたわけである。パウロは訴訟を起こしたわけではないが、法に訴えて、長官たちの不当行為を詫びさせた。パウロが法に訴えれば、長官たちは地位を失うことになる。ローマ法も守らない長官は失格だからだ。だれかがどんなに偉い立場であっても、不当行為を犯せば、法によって裁かれる良い例である。
これは現代でも言えることである。聖書だけで全ての問題を扱おうとしたら、解決をしないかもしれない。しかし、法律を用いれば速やかに解決するものがある。悔い改めない人を謝罪させる方法に法律があることを知れば、問題解決には聖書と法律があることになる。法を知らないために、法を否定することは、パウロの生き方から学ばない生き方である。私は聖書も法律も使って宗教問題を扱ってきた。

使徒の働き16章
19彼女の主人たちは、もうける望みがなくなったのを見て、パウロとシラスを捕らえ、役人たちに訴えるため広場へ引き立てて行った。
20そして、ふたりを長官たちの前に引き出してこう言った。「この者たちはユダヤ人でありまして、私たちの町をかき乱し、
21ローマ人である私たちが、採用も実行もしてはならない風習を宣伝しております。」
22群衆もふたりに反対して立ったので、長官たちは、ふたりの着物をはいでむちで打つように命じ、
23何度もむちで打たせてから、ふたりを牢に入れて、看守には厳重に番をするように命じた。
35夜が明けると、長官たちは警吏たちを送って、「あの人たちを釈放せよ」と言わせた。
36そこで看守は、この命令をパウロに伝えて、「長官たちが、あなたがたを釈放するようにと、使いをよこしました。どうぞ、ここを出て、ご無事に行ってください」と言った。
37ところが、パウロは、警吏たちにこう言った。「彼らは、ローマ人である私たちを、取り調べもせずに公衆の前でむち打ち、牢に入れてしまいました。それなのに今になって、ひそかに私たちを送り出そうとするのですか。とんでもない。彼ら自身で出向いて来て、私たちを連れ出すべきです。」
38警吏たちは、このことばを長官たちに報告した。すると長官たちは、ふたりがローマ人であると聞いて恐れ、
39自分で出向いて来て、わびを言い、ふたりを外に出して、町から立ち去ってくれるように頼んだ。
40牢を出たふたりは、ルデヤの家に行った。そして兄弟たちに会い、彼らを励ましてから出て行った。
(引用:新改訳2017)

by maranatha | 2019-07-21 23:57 | 聖書と法
宗教問題