人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

村上 密 Blog

人の目、神の目

「主はサムエルに言われた。『彼の容貌や背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。』」(1サムエル16:7)最初の王サウルが神から退けられた。サムエルはエッサイの子たちを集めてそれぞれを見た。長男に対する評価が書いてある。「きっと、主の前にいるこの者が、主に油注がれる者だ。」(16:6)エッサイはダビデを呼び寄せてもいなかった。ダビデの兄弟は「おまえのうぬぼれと心にある悪が分かっている。」と見ている。ゴリアテは「ダビデに目を留めて彼を見つめ、彼を蔑んだ。」(17:42)サウルは「おまえは、あのペリシテ人のところへ行って、あれと戦うことはできない。おまえはまだ若い」(17:23)。ダビデを知っておられるのは神だけである。人の評価を気にして生きる生活から、本当に自分を知ってくださるのは神だけであると信じて、神の前に生きる人は幸いである。評価に振り回されることもなく、一喜一憂することもなく、自分をつくろう必要もない。ただこの一事、神から与えられた働きに励むだけである。
by maranatha | 2019-09-29 21:50 | 聖書
宗教問題

by maranatha